2014年01月

もう何回も騙された事

何回も書いてるのですが、政治家になろうなどと考えている人達は多かれ少なかれ嘘をつくものです。

まぁ、これはどんな人間でも変わらないと思いますが、政治家は発言が映像や文書に残るし多くの人が知ってしまうので後から突っ込まれてしまいます。

かなりリスクが高い職業です。

そんな事一切構わず平気な神経の図太い人か、本当に何も感じていない無神経な人しか務まらないでしょう。

そうすると自ずと見えてくるものがあるはずです。

根拠?

本人がどんな人なのかに関わらず、特定のキーワードに反応して誰かを選ぶ人は昔からいました。

簡単なのはどこかの政党だから、どこどこの組合だから…日本の選挙は基本この形です。

最近ではネットで盛り上がる人も増えてきましたがその影響は思ったほど大きくないように思います。

ネットでの支持者には未成年や選挙区外の人も含まれている事、支持者=投票する人でない可能性の方が高い、野次馬ではないかというのが私の考えです。

しかもネットで盛り上がるだけで、実生活に結びつかないとネットに触れていない人達まで影響するとは考えにくいです。

まぁ、知名度を上げる宣伝の一つ、という使い方ではまだまだ効率が良くないのではないかと思います。

都心部では選挙カーで意味もなく名前を連呼する方がまだ効率が良かったりするのかもしれません。

逆に島しょ部向けのピンポイントな広報には適しているかもしれません。

まだまだ何年、何回とノウハウを貯める状況が続くでしょう。

あまりに適当

名護市長選挙で稲嶺さんが再選されて、国や県の考えと反対の考えである事は報道されました。

市が持つ権限で認可しないという話ですが、報道を見る限りどんな権限が該当してそれを認可しないとどんな弊害があるのか、本人も市も県も国も分かって無いんじゃないかと思える説明ぶりです。

選挙の前から決まっている法律で、あらかじめ何が該当するのか、どう対応するのかなんて、選挙前に想定してないはずはないというか、それを想定できていなかったらリスク管理なんてできるはずはありません。

やっぱり選挙やってる人達って、気合い一発、義理人情みたいな事しか思いつかないのかなぁ…

これでは誰がどの選挙で当選しても、全く信用できないし、何をやっても税金の無駄遣いにしかならないですよ。

だから国会議員に二世・三世…議員がはびこるんです。

皆んな本気で一所懸命やってると思っているだけにタチが悪い。

民意

先週は仕事がピークでなかなか書かず申し訳ありません。


昨日は非常に興味深い選挙が2箇所でありました。

一つ目は沖縄の名護市長選。米軍基地を普天間から名護市辺野古へ移転させると沖縄知事まで認めましたが、地元は反対の稲嶺さんが再選。

二つ目は南相馬市長選。やはり「脱原発」の桜井さんが再選。

国の政策とはどちらも反対の結果となりました。

地元よりも国を優先させているのが、今の政権です。

この政権を選んだのも一応国民ですが、やはり根本的に何か問題があって民意が国政に反映されにくい仕組みになってると思わざるを得ないと思います。

これはもう一票の格差とか、そういうレベルの問題ではありません。

以前から提唱(?)しているように、政党政治の問題ではないかと思います。

これだけ情報が多く流れている時代に政党という中間組織が必要なのか、本気で検討してもらいたいところです。

最後に

だいたいの候補者が出揃った感のある都知事選ですが、この話題を書くのはこれで最後にします。

こんなユーザが限定された blog でも特定の候補者に有利不利が出るのは避けたいと考えています。

私も含め都民は、ここからは自分で情報を集め自分で判断し自分で考えて立候補を選んで欲しいと思います。

間違っても投票しないという選択肢だけは避けてもらいたいと思います。


さて立候補した人達の発言は、まだ具体性がありません。

これからどれだけ東京都のためになる具体的な公約が出てくるのか十分に検討する必要があります。

今出している発言は、はっきり言って全て国政選挙に立候補する時にも通用するようなもので、東京都民のためを思って考え出されたものではありません。

これから、例えばオリンピックまでに何をどのタイミングでどのようにするのか具体的なスケジュールが引かれていなければおかしいと思います。

都政の行方を明らかに指し示す事ができて、その内容に納得できるかどうか。

都政は気合や感情論だけではできませんから。

良く考えて投票して下さい。勢いだけで投票して失敗した事を忘れないように。
プロフィール

四十郎

RSS
QRコード
QRコード