やはりこの話題について書かねばと思っていたのですが、昨日は余りに馬鹿らしくて諦めました、さて気分を取り直して。
もちろんネタは南スーダンのジュバで7月に起きた戦闘を安倍総理が「衝突」と答弁した事です。
市民が20名亡くなったと言われており中国のPKO隊員にも死亡者が出ています。
これを戦闘行為と政府が認めない理由は簡単です。
PKO五原則では戦闘行為があったら引き上げる事になっているからです。
先日、稲田防衛大臣も数時間滞在して治安が安定していると言ったのもこれが理由です。
しかも駆け付け警護の任務を与えようと検討しているのです。
仮に治安が安定しているのならば、当然駆け付け警護が必要な事態にはなりにくいでしょうし。
駆け付け警護中に自衛隊員が死亡しても衝突で片付けるつもりなのでしょうか。
何とも国民を馬鹿にした話です。
衝突という表現についても、「法的な意味における戦闘行為ではなく、衝突だ」「戦闘行為とは、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたはモノを破壊する行為だ。こういった意味における戦闘行為ではないと思う」と総理は言ったそうです。
内戦は戦闘行為ではないなどという個人的な解釈は、もちろん本人が考えた事であるはずがありません。
官僚が作ったはずです。こんな苦しい言い訳を作り出す技には感動しますし、こんな大バカ者でも諦めずに立てないといけないその心労は大変なものだったろうと思います。
本当にバカヤローです。