最近の小選挙区選挙では与野党共に複数の政党がそれぞれ選挙区を調整する事が増えています。

お互いに野合だと批判しています。

こんな下らないところで競い合ったり譲り合ったり、有権者から見たら分かりにくいし本人達も納得していない部分もあるでしょう。

これも政党が選挙に勝つためです。

誰も有権者の事なんか考えていません。

勝ったら自分達のやりたい放題、負けたら何も残らない。

有権者から見て何もちょっと黒いグレーとちょっと薄いグレーの中からどちらを選びますか?みたいな非常に大雑把な選択しかできません。

これでは投票率が上がるはずもありません。

小選挙区の候補者は地域密着でやれば良いのです。

全員がバックに誰も付いていなければ条件は同じです。

お互いの掲げる公約で判断してもらえば良いのです。

政党の人気者が来て街頭演説に人が集まっても、彼らの話す事は一般論の域をでないか、具体的な話も選挙が終われば全て忘れ去られてしまいます。

時間も無駄、演説にかかる費用も無駄、たぶん税金です。

内輪受けだけのための集会など無用です。

もっと生の声を届け、生の声を聞く、そうでないと有権者と候補者との間に信頼関係は生まれません。

支援者は良いんです。問題は圧倒的多数の無関心な層とどうすれば信頼関係が築けるのか、です。

それは政党が築いてくれる訳でも、支援者が築いてくれる訳でもないのです。

日本も組織を選ぶ選挙から個人を選ぶ選挙へと変えていかなければなりません。