廃炉

頭が悪くないと原子力は扱えないのか?

政府の高速炉開発会議が廃炉の決まったもんじゅに替わって実証炉を計画しているそうです。

高速炉は実験炉→原型炉→実証炉→商用炉と進める訳ですが、もんじゆは原型炉。

湯水のように金を使ったのに何十年も動かずこのまま廃炉にするのに、どうしたらその先へ進める事ができるんでしょうか?

この計画を考えた連中も決定した連中もド素人ですか?

今まで一度も逆上がりができない人にいきなりオリンピックの体操競技で金メダル取れるはずと計画立てるようなものです。

これにまた我々の税金が使われます。

福島第一原子力発電所廃炉の予算も作れず新電力からも金を出させようも画策するような輩が何を考えつくのか。

TPP、年金、カジノと色々馬鹿げた事しかできない政府ですが、これはもう何杯も愚かな計画です。

これから何十万年先まで犠牲にする覚悟があるのでしょうか?

この会議に出席したメンバーはとりあえず今すぐ引退すべきだと思いますよ!

もんじゅ廃炉

久々に原子力発電所の応援話です。

もんじゅが廃炉される方向で検討されるようです。

ようやく文科省も諦めました。

意味のないところに税金を湯水の様に垂れ流すだけの余裕はありません。

1991年に稼働し始めて、結局まともに動かず、根本的な設計の問題に輪をかけて嘘のような点検漏れを続けたエンジニアの技術力不足。

どう考えても無理でした。

勇気ある撤退が出来ず、ケツに火が付いたところでようやく見直しになったというところでしょう。

こんないい加減な意思決定、プロジェクト管理では上手くいく要素がありません。

原子力発電所の廃炉費用を新電力にも負担させようと画策している事と同期しているきもします。

政府はもとから技術的な判断もできない集団なのに最先端技術を何とかしようと考えたのが間違えだったんだと思います。

もんじゅ には智慧が足らなかった

原子力規制委員会がもんじゅに停止命令が出るようです。

点検漏れが一万件弱あるからだそうです。

確かにこれでは何も点検してないんじゃないかと思う人もいると思います。

気になるのは点検箇所の総数です。

仮に100万箇所あったとして1%、実数は最も少ないかもしれません。

どう転んでも停止の判断は正しいです。

本来ならば組織を解体してもおかしくない気がします。

たぶん今のままでは二度と点検は終わらないでしょう。

早く廃止にするしかないきがします。

しかし、民主党政権時から存続されているのは、核リサイクルにどうしても必要だからです。

既にこの考えは破綻してると思うのですがね。

初心者の方がまし

陸前高田の松からセシウムが検出されたらしく、結局五山の送り火には使われないそうです。

残念ですが仕方ありません。
本当はどれ位の量が検出されたのか知りたいところですが、科学的根拠が正当に評価されない状況ですので、これ以上は無理できないでしょう。

原子力を規制する組織は環境省にできそうです。

今まで安全と言い続けて推進してきた人達から離れたところにできる事は賛成です。

ただ心配な事もいくつか残ってしまいました。

一つ目は、文科省が原子力から手を引かない事です。

もんじゅの件もありますが、結局は天下り先を減らしたくないだけではないかと思います。

これはどこかの時点で、というのはたぶん自民党政権に戻った時と予想していますが、経産省と文科省対環境省の綱引きで勝って再び原発推進に戻る為の布石だと想像できます。

もう一つは、環境省には原発の専門家がいないので、結局は経産省の原子力安全・保安院経験者が移動してきて、実質的に乗っ取られのではないかという事です。

私は経産省から経験者を移動させる必要は無いと思っています。

彼らはそのまま資源エネルギー庁へ移して、今回の対応を最後までやらせるべきです。

そして環境省には外部から経験者や原子力に批判的な学者、安全管理や危機管理の専門家を入れた方が機能するはずです。

犯罪に手を染めた警官よりも、ガードマンを警官にして取り締まった方が正しい選択ではないかと思います。

まだまだ既得権を守りたい役人やお抱え議員が色々と横槍をいれてくると思いますが、最も素人である多くの国民が十分に注意し監視して、これを阻止しなければなりません。
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四十郎

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