PKO

一番馬鹿なのは国民…

安倍総理の言葉を知ると、彼が本当に日本の総理大臣なのかと非常に疑問を感じるばかりです。

以下は日テレのニュースサイトから引用。 

安倍首相「皆様の要望全てにお応えすることができたわけではございませんが、大きな一歩を、重要な一歩を記すことができたのではないかと思います」 安倍首相は「プーチン大統領が、一番大事なのは平和条約だと明言された。これは初めてのこと」などと会談の成果を強調した。

要望に全て応えられなかったが、大きな、重要な一歩を記した。

現実は要望に何も応えられなかったし、口約束しただけで、大きいとか重要とかは単なる個人的な楽観的思い込みでしかありません。

こんな空々しさ言葉を元北方領土の島民に言ってしまうとは、愚かというか浅はかというか。

プーチンさんに合う前には「私の世代で終止符を打つ」と最初からできない事を言いながらこの結果。

最初からそんな期待をするはずないのに、こんな事を言ってしまうから、後で辻褄が合わなくなるんです。

彼の言葉に真実はありません。


こんなところで大嘘ついても平気な精神はかなり尋常ではありません。

一方で、米国が国連安全保障理事会に提案した南スーダンに対する武器輸出禁止決議案については反対か棄権の方向で調整に入ったらしいです。

平和活動のためのPKOに自衛隊を派遣していながら、武器が減っては駆け付け警護の実績が作れなくなるとでも考えているのでしょうか?

あまりに目先の事ばかりに目を奪われて、大局的な判断ができなさ過ぎます。

言葉も信じられず、考え方も信用できず、
そろそろ本気で辞めさせないと日本が不幸になりますよ。

誰も納得していない

やはりこの話題について書かねばと思っていたのですが、昨日は余りに馬鹿らしくて諦めました、さて気分を取り直して。

もちろんネタは南スーダンのジュバで7月に起きた戦闘を安倍総理が「衝突」と答弁した事です。

市民が20名亡くなったと言われており中国のPKO隊員にも死亡者が出ています。

これを戦闘行為と政府が認めない理由は簡単です。

PKO五原則では戦闘行為があったら引き上げる事になっているからです。

先日、稲田防衛大臣も数時間滞在して治安が安定していると言ったのもこれが理由です。

しかも駆け付け警護の任務を与えようと検討しているのです。

仮に治安が安定しているのならば、当然駆け付け警護が必要な事態にはなりにくいでしょうし。

駆け付け警護中に自衛隊員が死亡しても衝突で片付けるつもりなのでしょうか。

何とも国民を馬鹿にした話です。

衝突という表現についても、「法的な意味における戦闘行為ではなく、衝突だ」「戦闘行為とは、国際的な武力紛争の一環として行われる人を殺傷しまたはモノを破壊する行為だ。こういった意味における戦闘行為ではないと思う」と総理は言ったそうです。

内戦は戦闘行為ではないなどという個人的な解釈は、もちろん本人が考えた事であるはずがありません。

官僚が作ったはずです。こんな苦しい言い訳を作り出す技には感動しますし、こんな大バカ者でも諦めずに立てないといけないその心労は大変なものだったろうと思います。

本当にバカヤローです。
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四十郎

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